若い頃と同じように動けなくても、新しい楽しみ方は見つけられる

40代を過ぎる頃から、以前とは少し違う体の変化を感じることがあります。
体力が落ちたように感じる。
肩や股関節が硬くなってきた。
休日に家で休んでいても、十分に気分転換できない。
何か運動を始めたいけれど、何を選べばよいのかわからない。
子どもの成長や仕事の変化によって、少しずつ自分のために使える時間が戻ってきたという方もいるでしょう。
若い頃のように、激しい運動へ勢いだけで飛び込むのは少し不安。でも、このまま何もしないのも気になる。
そんな方に知っていただきたいのが、ボルダリングという運動です。
ボルダリングは、腕の力だけで壁を登るスポーツではありません。
どこに足を置くか。
どの向きで体を動かすか。
どうすれば余計な力を使わずに登れるか。
目の前の課題を考えながら、一手ずつ進んでいきます。
若い頃と同じ速さで動く必要も、周りの人と競う必要もありません。
今の体に合った課題を選び、自分のペースで取り組めることが、40代以降の方にもボルダリングが続けやすい理由です。
身体・頭・心。40代からボルダリングを始める魅力
固まっていた体を、大きく動かす気持ちよさ
普段の生活では、腕を肩より高く上げたり、足を大きく動かしたり、体をひねったりする機会は、意外と多くありません。
ボルダリングでは、次のホールドへ手を伸ばし、足を少し高い位置へ上げ、体の向きを変えながら登っていきます。
最初から、無理に大きく動く必要はありません。自分の届く範囲で登っているだけでも、普段あまり使っていなかった肩周りや股関節を自然に動かせます。
リッジラインでも、
「登った後は、肩周りがすっきりした感じがする」
「背中や脇が伸びて気持ちいい」
「デスクワークの後に登ると、固まっていた体がほぐれるように感じる」
という声を聞くことがあります。
ボルダリングは、肩こりや腰の不調を治療するためのものではありません。
それでも、手足を伸ばし、体をひねり、普段とは違う動きをすることには、固まっていた体を大きく動かす心地よさがあります。
筋肉を強く追い込むだけではなく、楽しみながら体を動かせることも、ボルダリングの魅力です。
筋力だけではない、「動ける体」をつくっていく
40代以降に大切なのは、重いものを持ち上げられる筋力だけではありません。
片足でバランスを取る。
足で体を押し上げる。
手足を別々に動かす。
次の動きを考えながら、体の向きを変える。
ボルダリングでは、こうしたさまざまな動きを、一つの課題の中で自然に行います。
腕だけではなく、足、体幹、肩周り、股関節など、全身を使う運動です。
続けている方からは、
「前よりも足が上がるようになった」
「壁の上でバランスを取れるようになった」
「最初の頃より、体を動かしやすくなった気がする」
という声も聞かれます。
若い頃の体を取り戻そうと、無理に頑張る必要はありません。
旅行へ行く。山を歩く。家族と出かける。新しい場所へ足を運ぶ。
これから先も、自分の足で行きたい場所へ行き、やりたいことを楽しめる体でいる。
そのために、楽しみながら体を動かす習慣を持つことは、40代からの生活を支える一つの選択肢になります。
目の前の一手に集中する、頭を使う運動
ボルダリングは、ただ同じ動きを繰り返す運動ではありません。
「次はどこに足を置こう」
「体をどちらへ向ければ届くだろう」
「さっきとは違う動きを試してみよう」
一つの課題を登るために、自分で考え、試し、失敗し、また工夫します。
一度登れなかった課題でも、足の位置を変えたり、体の向きを変えたりすることで、先へ進めることがあります。
力だけではなく、知恵や工夫が登りにつながる。
そこが、ボルダリングのおもしろさです。
壁に向かっている間は、仕事や家庭のことから少し離れ、目の前の一手に集中します。
リッジラインでも、
「登っている間は、余計なことを考えなくて済む」
「久しぶりに、何かに夢中になった」
「登った後は、頭の中まで切り替わった感じがする」
という声があります。
大人になると、何かに無我夢中になる時間は少なくなります。
ボルダリングには、子どもの頃のように、頭と体を使って遊ぶ時間があります。
若い頃ではなく、今だから続けられることもある
新しいことを始めると、
「もっと若い頃に始めていればよかった」
と思うことがあるかもしれません。
けれど、ボルダリングでは、年齢を重ねた今だからこそ楽しめることがあります。
若い頃は、早く上達したい気持ちが強かった。
周りよりできないことが、恥ずかしかった。
すぐに成果が出なければ、向いていないと思ってしまった。
そんな方でも、40代、50代になった今は、以前よりも自分のペースを受け入れられるようになっているかもしれません。
昨日できなかった課題が、今日も登れなかった。
それでも、
前回より一手先へ進めた。
足の置き方が少しわかった。
前よりも余計な力を使わずに登れた。
そんな小さな変化を、素直に喜べるようになる。
ボルダリングは、上達の速さを競うものではありません。
同じ時期に始めた人でも、体力も、得意な動きも、通える回数も違います。誰かと同じように進む必要はなく、自分の変化を自分なりに楽しめます。
人と比べるより、自分の変化を楽しむ
ジムでは、自分より軽やかに登る人や、難しい課題を登る人も目に入ります。
まったく人と比べなくなるわけではありません。
それでも年齢を重ねると、
「自分は自分でいい」
「今日はここまでできた」
「また次に試せばいい」
と思えるようになる方も少なくありません。
上手な人を見て落ち込むのではなく、動きを参考にする。自分に合う登り方を考える。一つの課題を、何日もかけて楽しむ。
若い頃より上達がゆっくりでも、その分、一つの課題を長く味わえます。
何度も失敗し、少しずつ工夫し、ようやく登れたときのうれしさは、時間をかけたからこそ大きくなります。
リッジラインでも、
「若い頃だったら、登れないことが受け入れられなくて、すぐにやめていたかもしれない」
「今だから、人と比べすぎずに楽しめる」
「うまくいかない時間も含めて、おもしろいと思えるようになった」
という声を聞くことがあります。
若い頃に出会っていなかったことを、残念に思う必要はありません。
その頃には、その頃の生活があり、自分の時間が取れないこともあったかもしれません。
そして今、少しずつ自分のために使える時間ができた。体の変化を感じ、これから先も動ける自分でいたいと思うようになった。
だからこそ、今、ボルダリングと出会ったのかもしれません。
「もっと早く始めればよかった」ではなく、
「今だったから続けられた」
「今だったから、この楽しさがわかった」
そう思える趣味になることもあります。
挑戦する人は、いくつになっても若々しい
リッジラインを10年間運営し、さまざまな年代のクライマーを見てきました。
長く登っている方の中には、実際の年齢を聞いて驚くほど、姿勢や動き、表情が若々しい方が少なくありません。
もちろん、ボルダリングをすれば、誰もが若返るという意味ではありません。
それでも、体を動かし、次の目標を持ち、できなかったことに挑戦し続ける。その積み重ねは、立ち姿や動きだけでなく、人の雰囲気にも表れるように感じます。
「もう年だから」と、できることを減らしていくのではなく、
「次はこの課題を登ってみたい」
「もう少し足を上げられるようになりたい」
「今度は違う登り方を試してみたい」
と、これからの楽しみを増やしていく。
登れなかった課題が登れたときには、大人になってからも、思わず声が出るほどの喜びがあります。
年齢を忘れて何かに夢中になることが、気持ちまで少し若返らせてくれるのかもしれません。
家庭でも職場でもない、自分のための場所
40代、50代になると、家庭や仕事の中で任されることが増えていきます。
誰かのために動く時間が多くなり、自分が何を楽しみたいのかを考える機会は、少なくなっているかもしれません。
リッジラインの中では、仕事での役職も、家庭での役割も関係ありません。
壁の前では、誰もが一つの課題に取り組む、一人のクライマーです。
ボルダリングは、誰かとチームを組む必要も、毎週決まった時間に参加する必要もありません。
気が向いた日に一人で来て、自分のペースで登り、満足したら帰ることができます。
一人で静かに課題へ向き合う方もいれば、その場にいる人と少しだけ登り方を話す方もいます。
無理に会話へ入ったり、誰かに合わせたりしなくても大丈夫です。
話さなくても、一人きりではない。
同じ場所で、それぞれが自分の時間を過ごす。リッジラインでは、そんな適度な距離感を大切にしています。
富山の天候に左右されにくい室内運動
富山では、夏の暑さや冬の雪、雨の多い季節など、屋外での運動を続けにくい時期があります。
ボルダリングは室内で楽しめるため、天候の影響を受けにくい運動です。
雨の日も、雪の日も、外の暑さが気になる日も、自分の予定に合わせて体を動かせます。
「毎週必ず通わなければ」と決めなくても構いません。
仕事帰りに少しだけ。
休日の空いた時間に。
体を動かしたくなった日に。
その日の体調や予定に合わせて、無理のない頻度で続けられます。
長く続けるために大切なのは、頑張り続けることではなく、自分の生活に合った形で楽しめることだと、リッジラインでは考えています。
リッジラインが大切にしていること
リッジラインでは、速く上達することや、難しい課題を登ることだけを目的にしていません。
体力も、通える頻度も、楽しみ方も、人それぞれです。
たくさん登りたい日があってもいい。
少し登って、休憩して帰る日があってもいい。
一つの課題を、何日もかけて楽しんでもいい。
自分の生活や体調に合わせながら、無理なく続けていただきたいと考えています。
昨日できなかった動きが、今日は少しできた。
前回よりも一手先へ進めた。
考えていた登り方が、うまくいった。
大人になってからも、自分自身の小さな成長を感じられる時間があります。
ボルダリングは、体を動かすだけではなく、自分のために夢中になれる時間をつくってくれる趣味です。
ほどよく、心地よく。リッジラインでの過ごし方
STEP1 動きやすい服装で、気軽に来店する
特別な道具をそろえる必要はありません。
動きやすい服装をご用意いただければ、クライミングシューズや滑り止めのチョークはレンタルできます。ジム内には更衣室もあります。
予約は必要ありません。
まずは見学だけでも大丈夫ですので、ジムの雰囲気や壁の様子を気軽にご覧ください。
STEP2 自分に合った課題から始める
初めての方には、スタッフが基本のルールや安全な降り方をご案内します。
初心者向けの課題も用意していますので、最初から高いところや難しい課題へ挑戦する必要はありません。
「次はどこに足を置こう」
と、パズルを解くような気持ちで、今の自分に合った課題から始めてみてください。
STEP3 疲れたら休み、余韻まで楽しむ
ボルダリングは、登り続けるスポーツではありません。
一つ登ったら休憩し、また登りたくなったら壁へ向かいます。
ジム内の休憩スペースで一息つきながら、登り方を考えたり、ほかの人の動きを眺めたりする時間も楽しみの一つです。
一人で静かに過ごしてもいい。近くの人と少しだけ課題について話してもいい。
自分に合った過ごし方を見つけてください。
初めての方から、よくいただくご質問
今だから楽しめる、新しい趣味を見つけてみませんか?
新しい趣味を始めるために、大きな目標は必要ありません。
運動不足が少し気になっている。
休日にできることを探している。
一人で夢中になれる時間が欲しい。
今の体に合った運動を始めたい。
そのくらいの気持ちで十分です。
すぐに上達しなくても楽しめる。
できない自分を責めずに、次の一手を考えられる。
誰かの速さではなく、自分のペースを大切にできる。
それは、年齢を重ねたからこそ身についた、大人の強さです。
ボルダリングに出会うべきタイミングは、人それぞれです。
何か新しいことを始めたいと思った今が、あなたにとってのちょうどよいタイミングなのかもしれません。
まずは一度、壁の前に立ってみてください。
登れたかどうかだけではない、考えるおもしろさや、体を大きく動かす気持ちよさが見つかるかもしれません。
リッジラインボルダリングジムは、自分のペースで新しい一歩を始めたい方をお待ちしています。
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